額振興会のあゆみ

人口増加率No.1

昭和29年(1954)に金沢市に編入されるまで、石川郡額村だった現在の額地区。昭和38年(1963)に団地着工が始まると、当時市内最大の人口増加率を誇りました。その後も順調に発展を続け、特に有松・四十万線の開通は周辺商圏の発展に大きく寄与しました。この頃の額地区は、都市計画による区画整理事業が完了。住民が急増し、商店、大型店の進出により町並みが形成されていました。

昭和47年(1972)の光が丘住宅群
(『時の手紙』額小学校創立百二十周年記念事業実行委員会)

昭和47年(1972)の有松・四十万線
(『時の手紙』額小学校創立百二十周年記念事業実行委員会)

昭和60年(1985)の額ショッピングセンター
(『ひろがりゆく額』額小学校創立百十周年記念事業実行委員会)

昭和60年(1985)の有松・四十万線(大額2丁目付近)。全線開通は平成元年(1989)
(『ひろがりゆく額』額小学校創立百十周年記念事業実行委員会)

現在の大額2丁目付近

地域の活性化を目的に設立

そのような社会情勢を受け、額地区の商工業の発展と住民の親睦、地域の活性化を目的に昭和63年(1988)11月、額振興会は発足しました。翌年の平成元年(1989)には、記念すべき第1回となる「国際サマーフェスティバルin額」を開催。以来、額サマーフェスティバルは毎年1万人が来場する夏の恒例イベントとして定着しています。

昭和63年(1988)の額振興会設立総会で挨拶をする宮保喜一初代理事長

額振興会設立記念パーティーで挨拶をする江川昇金沢市長(当時)

平成元年(1989)の第1回「国際サマーフェスティバルin額」

親子ゲーム大会として行われた「ジャンボ旗源平」(第1回)

外国人舞踊団のステージ(第1回)

屋台の様子(第1回)

初期には子ども神輿行列も行われた(第5回)

金沢菓子博‘94のマスコット「あいかちゃん」も参加(第5回)

「グッドマナー宣言」の先駆け

平成20年(2008)4月には、金沢市の商店街として初めて「グッドマナー宣言」を行いました。キャッチフレーズを募集し、額振興会20周年記念式典で入賞者を表彰しました。「このまちが 大好きだから グッドマナー」のキャッチフレーズのもと、地域活性化に向けさらに前進することを誓いました。

グッドマナー宣言登録書

グッドマナー宣言を記念して作ったTシャツ

平成19年(2007)の第19回では、能登半島地震の復興支援として、輪島から御陣乗太鼓を招待

平成23年(2011)には、東日本大震災を受け、地域の防災マップを作成

額振興会創立20周年「感謝のつどい」

さらなる発展へ

額サマーフェスティバルは「地域住民の交流」「子どもたちの思い出づくり」の貴重な機会であり、コミュニティ醸成に欠かせないイベントです。人と人とのふれあいを通して、地域への愛着を深め、額地区のさらなる発展につながるよう、これからも努めていきます。